『天空の城ラピュタ』。
宮崎駿監督作品で一番好きです。
今日は、この作品で特に印象的な台詞を御紹介。
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土に根をおろし
風と共に生きよう
種と共に冬を超え
鳥と共に春を唄おう
どんなに恐ろしい武器を持っても
たくさんのかわいそうなロボットを操っても
土から離れては生きられないのよ
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空中都市ラピュタを造り上げる程の高度な文明が何故滅びてしま
ったのかを、王の末裔である少女が語る場面・・・。
この空中都市というのが、実は宮崎駿さんの眼から見た現代社会
の姿なのかもしれません。
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その台詞に触れた時から、
「どんなに立派な文明社会も、人は土から離れては生きられない。
土から離れた時、人は人でなくなるのかもしれない。」
と考えるようになりました。
ここでいう土とは、“土”そのものと捉えてもいいし“自然”に
置き換えてもいいです。
土(自然)との共存。それが田舎の考え。
人が土(自然)をコントロールしようとするのが都市の考え。
この考え方は、ずっと通奏低音のように頭の中で響いていて、
“田舎か都市か”という観点で物事を見ている癖があります。
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“土いじり”をしながら、自然に活かされていることへの感謝
や、人間が自然の一部であることを認識する毎日です。
人間よ、自然に謙虚であれ!!