いつでも会える

ダマ

2011年06月14日 04:04





いつでも会える

菊田まりこ 作・絵



『絵本は都市化の象徴』という言葉を聴いたことがあるので

すが、なるほどと思います。

都市化した考え方や生活は、自然な営み(例えば「生物の生

死」等)が身近でない存在だから、それを疑似体験するため

に創作活動(=絵本)が生まれた・・と。

生死をリアルに体験できる環境下で暮らしていると、絵本は

必要ないのかもしれませんね。



『いつでも会える』は、ちっちゃい女の子が飼い犬のシロを

残して死んでしまう話。シロが女の子に逢いたくて苦悩した

末に悟ったことは、

「目を閉じればいつでも逢えるから寂しくない」。



この本の教えに救われたことが幾度もあります!

誰かに逢いたくなったとき、目を閉じればいつでも逢える。

目を閉じれば、いつもそばで見守ってくれているような

気がして、気持ちが落ち着くんです☆☆☆


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